ルバーブの季節がやってきた!
季節の野菜や果物の楽しみはたくさんあるけれど、私と息子にとってルバーブはとっておき。
日本ではまずスーパーではお目にかかることがないし、毎年農家さんから直接お取り寄せしていたけど、今年は近所にできたマルシェで見つけました!
野菜を目利きするのが得意な息子が一番赤いのをピック。
フェンネルもあってラッキーな収穫でした!根っこは薄くスライスして柑橘系と合わせてフルーツサラダにするととっても美味しいんです。
カラフルな野菜や果物をみているだけで心ときめきます。
メニューを決めてから買い物するのも楽しいけれど、こうやって野菜を手に取りながら、何を作るか決めるのもまた楽しい!最近お天気がいいのもあって、どんどんひらめく。
やっぱり人間には 、太陽と新鮮な空気、美味しいものが必要ですね。
さて、楽しみにしていたルバーブとじじの苺を使ってガレットを作りましたよ〜。
パイ生地は、グルテンの少ないスペルト小麦を使って、全て植物性の材料で作りました。このRusticな見た目通り、ザクザクな仕上がりです。
葛粉を使ってとろりとさせた真っ赤なフィリングは、いちごとルバーブの甘酸っぱさがダブルで効いてます。温かいままでも、冷めても美味しい。
オイル生地はこの季節でもダレなくてあつかいやすいのも良い。
【苺とルバーブのガレット】準備:30分 焼き:40分
材料:
直径20cmのガレット一枚分
●フィリング
ルバーブ 100g
苺 200g
てんさい糖(色が薄くてサラサラのもの) 1/4カップ (35g)
葛粉 大さじ1(10g)
●クラスト
スペルト小麦粉 150g(または、薄力粉100g+強力粉50g)
塩 小さじ1/3(2g)
てんさい糖 小さじ3 (9g)
ベーキングパウダー 小さじ1/3 (1.5g)
*豆乳 大さじ1 (15g)
*水 大さじ2 (30g)
*太白ごま油 大さじ3と1/2 (45g)
(ココナッツオイルを使う場合は精製(無臭)のもの)
●仕上げ(なくても良い)
豆乳 適量
グラニュー糖 適量
作り方:
*オーブンは180°で余熱する。
*ルバーブは2cmにカットし、ボウルに入れ砂糖をまぶして浸透させておく。
*苺はへたを取り、3枚にスライスする。
*葛粉は砕いて粉状にしておく。
❶ ボウルに粉類をふるい合わせ、中央にくぼみを作る。
❷ 別のボウルに*印を入れ、泡立て器で手早くとろりと乳化するまで混ぜる。
❸ 粉のくぼみに乳化させた❷を加え、カードで粉をすくって液体にかぶせるようにして、混ぜていく。半分ほど混ざったら、切るようにむらなく混ぜる。
❹ 粉気がなくなったら、生地をカードで半分に切っては重ねるを数回繰り返し、なめらかな状態にする。
❺ オーブンシートの上に生地をのせ、上からラップを被せて、めん棒で直径30cmの丸型に伸ばす。
❻ 準備しておいたルバーブに、苺と砕いて粉状にした葛粉を混ぜ合わせてフィリングを作る。
❼ フィリングをクラストの真ん中20cmの部分に広げ、端の部分で折りたたんでいく。
❽ 刷毛で豆乳を塗り、グラニュー糖をふりかける。
❾ 180°のオーブンで40分焼く。
*砂糖をまぶしたルバーブに苺と葛粉を合わせたあとは、一気に包んでオーブンに入れてください。ここで写真を撮ったりしていると(笑)、苺から水分が出てきてベチャベチャになります。
*仕上げは、なしでも、グラニュー糖だけでも、普通のエッグウォッシュでも、豆乳でもokです。Veganのためのエッグウォッシュの代用として、豆乳にスターチを合わせたものを塗ると豆乳のみより照りが出ます。
なぜ型なしで良いガレットをわざわざ型に?と思っている方、
ガレットの形をキープしたかっただけですw
ガレットはある程度の厚みを残さないと、焼いているうちに広がってきます。私は分厚いクラストが苦手なので、薄めにして、こうやって焼いています。
最近夫も甘いものを少しだけ食べるようになってきて、今回初めて食べてもらいました。どんな野菜?と聞くので、冷蔵庫から取り出したルバーブを見せると「Is that Khershuuf!?」(カタカナにすると”ホッショフ”)と興奮していた。懐かしかったようです。だけど、Pie Plantと呼ばれるように、お菓子やジャムに使われることが多いので、あまり口にしたことがなかったみたい。これは元々甘いものが苦手な人でも好きな甘酸っぱさだと思います。
次はラズベリーと合わせて焼いてみます。
Love,